気象予報士は、気象庁から提供される数値予報結果や気象衛星など様々な観測データ、予想対象地域の観測データなどから総合的に判断して独自の天気予報を行う気象のスペシャリストです。
いまや気象情報は、農漁業をはじめ私たちをとりまくあらゆる社会機構にとって欠くことのできない新しいビジネスとして急成長をしています。
気象予報士の絶対数はまだまだ少なく、民間の気象情報会社を中心に人材の確保が課題となっていて幅広いニーズで希少価値の高い国家資格です。
●活躍の場所は?
官庁・自治体・報道・一般企業などです。最近では環境アセスメントなどの調査業務も行っています。
●国家資格
●年齢・学歴不問
●受験資格
年齢・性別・学歴・国籍に関係なく誰でも受験できます
●試験方法・内容
【学科試験】多肢選択式筆記試験
1)予報業務に関する一般知識(大気の構造・大気の熱力学・降水過程・大気における放射・大気の力学・気象現象・気候の変動・気象業務法その他の気象業務に関する法規)
2)予報業務に関する専門知識(観測の成果の利用・数値予報・短期・中期予報・長期予報・局地予報・短期間予報・気象災害・予想の精度の評価・気象の予想の応用)
【実技試験】記述式筆記試験
1)気象概況およびその変動の把握
2)局地的な気象の予想
3)台風等緊急時における対応
●試験の免除
1)気象庁長官が定める予報業務および観測業務に従事する者の養成過程を終了し、3年以上予報業務を経験した者は学科試験の一部または全部が免除されます
2)応用理学部門の技術士資格をもち3年以上予報業務を経験した者、国の行政機関で7年以上予報業務および観測業務を経験した者は学科試験の一部または全部が免除されます
3)学科試験に合格した者は、その後1年以内に行われる試験に限り合格した科目の試験が免除されます
●問合せ先:(財)気象業務支援センター
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