旅行業務取扱管理者は、とどまるところを知らない旅行ブームで、海外・国内を旅行する人達が安心して旅行を楽しめるよう、サービスなどの条件を明確にしたり、必要な管理・監督に関する業務を行う事ができる資格です。総合と国内の2種類があり、総合は海外・国内の双方の旅行業務が扱え、国内は国内旅行業務のみに限定されます。
●旅行業務取扱管理者の業務
法令で定められている旅行業務取扱管理者の業務は、次の業務の管理及び監督に関する事務です。
1)旅行に関する計画の作成
2)旅行業務の取扱い料金の掲示
3)旅行業約款の掲示及び備置き
4)取引条件の説明
5)契約書面の交付
6)企画旅行の広告
7)運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施
8)旅行に関する苦情の処理
9)契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録又は関係書類の保管
●国家資格
●年齢・学歴不問
●受験資格
年齢・性別・学歴に関係なく誰でも受験できます。ただし、旅行業法第11条の3第4項により、旅行業務取扱管理者試験に関して不正があった者については、国土交通大臣が定める試験を受けさせないこととした期間が経過するまで受験できません。
●試験方法・内容
◇総合旅行業務取扱管理者試験
日本旅行業協会(JATA)が実施します
試験科目:1)旅行業法及び関係法令
2)旅行業約款及び関連約款
3)国内旅行実務
4)海外旅行実務
◇国内旅行業務取扱管理者試験
全国旅行業協会(ANTA)が実施します
試験科目:1)旅行業法及び関係法令
2)旅行業約款及び関連約款
3)国内旅行実務
●お問合せ
(社)全国旅行業協会
(社)日本旅行業協会
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