日商PC検定試験は、ビジネス現場におけるパソコン技術の向上と、ソフトウエアに対する理解度を高めることを目的とした検定試験です。
今日、本格的なネット社会を迎え、情報通信ネットワークがビジネスインフラとして定着し、企業においてはパソコン等の情報機器およびこれにつながるネットワークの利活用が不可欠になっています。
こうしたなか、企業実務に携わる人材として、パソコンソフト等によるビジネス文書の作成能力や業務データの処理分析・能力、さらにはネットワークを使いこなす事務能力や情報収集・発信能力が必要とされています。
本検定試験は、主としてビジネス文書の作成、取り扱いを問う「日商PC検定試験(文書作成)」と、主として業務データの活用、取り扱いを問う「日商PC検定試験(データ活用)」の二分野で、それぞれ独立した試験として行われます。
ランクはBasic・3〜1級があります。文書作成とデータ活用とがあり、ネット検定で受験できます。
●民間資格
●受験資格:特に制限はなくどなたでも受験できます。
●試験方法・内容
企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの利活用能力を問うとともに、以下のとおりネットワーク環境下におけるITの利活用に資する知識・スキルを問う内容となっています。
1)企業実務に必要とされるハード、ソフト等IT関連の知識。
2)企業実務におけるパソコン等IT機器、ネットワークの利活用について。
3)ネット社会における新たなビジネススタイル、ビジネススキル
4)ビジネス文書や業務データについて、その作成のみならず、保存、管理、検索、活用、流通、再利用などライフサイクル全般について。
5)ITを利活用した実践的なコミュニケーション能力。
6)ネットワーク上での、ビジネス文書、業務データの取り扱いについて。
・各級のレベル
1級:企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識スキルを有し、ネット社会のビジネススタイルを踏まえ、企業責任者(企業責任者を補佐する者)として、経営判断や意思決定を行う(助言する)過程で利活用することができる。
2級:企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識スキルを有し、部門責任者(部門責任者を補佐する者)として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利活用することができる。
3級:企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識スキルを有し、自己の業務に利活用することができる。
Basic:基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを有し、企業実務に対応することができる。
・試験方法と合否判定
【Basic、3級、2級】
試験会場のパソコン等を利用して、試験の自動実行プログラムおよび試験問題を、インターネットを介しダウンロードして実施。
試験終了後、受験者の答案(データ)をインターネットを介して採点し、即時に合否判定を行い、結果を通知。
【1級】
試験会場のパソコン等を利用して、試験の自動実行プログラムおよび試験問題を、インターネットを介しダウンロードして実施。
試験終了後、受験者の答案(データ)をインターネットを介して、日商に送信し、中央採点を行った後、結果を通知。
●受験料
・1級:10,000円
・2級:7,000円
・3級:5,000円
・Basic:4,000円
●お問合せ:日商PC検定試験
・1級:出題範囲はこちらをご確認ください
・2級:出題範囲はこちらをご確認ください
・3級:出題範囲はこちらをご確認ください
・Basic:出題範囲はこちらをご確認ください
●日商PC検定試験 受験者向けQ&Aはこちらから
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