テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)は、情報システム基盤(業務システム共有のシステム資源)の構築・運用において中心的役割を果たすとともに、個別の情報システム開発プロジェクトにおいて、固有技術の専門家として開発・導入を支援する者をいいます。具体的には、情報セキュリティを固有技術とする。
情報システムでは、多くのコンポーネントにおいてセキュリティ機能が求められます。情報セキュリティ技術の専門家として、他の専門家と協力しながら情報セキュリティ技術を適用して、セキュアな情報システムを開発・運用するため、幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)情報システムの脆弱性・脅威を分析・評価し、これらを適切に回避・防止するセキュリティ機能の計画・設計・構築を推進又は支援する。
2)情報システム又はセキュリティ機能の構築までのプロジェクトにおいて、情報システムへの脅威を分析し、プロジェクト管理を適切に支援する。
3)セキュリティ侵犯への対処やセキュリティパッチの適用作業など情報システム運用時のセキュリティ管理作業を技術的な側面から支援する。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式 (四肢択一)55問出題して55問解答
・午後試験:記述式4問出題して3問解答。論述式(事例解析)2問出題して1問解答。
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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