プロジェクトマネージャは、情報システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、要員などプロジェクト遂行に必要な資源の調達、プロジェクト体制の確立及び予算・納期・品質などの管理を行い、プロジェクトを円滑に運営する者をいいます。
プロジェクトマネージャの業務を円滑に遂行するため、組織経営及び情報システム全般に関する基本的な事項を理解し、幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)個別システム化計画に基づいて、当該プロジェクトの実行計画をプロジェクト計画として作成するとともに、必要な資源を調達し、プロジェクト体制を確立する。
2)予算、納期、品質などを管理し、プロジェクトを円滑に運営する。進捗状況を把握し、問題や将来見込まれる課題を早期に把握・認識し、適切な対策・対応を実施することによって、プロジェクトの目的を達成する。
3)プロジェクトの上位責任者及び関係者に、適宜、プロジェクトの取組方針、進捗状況、課題と対応策などを報告し、支援・協力を得て、プロジェクトを円滑に推進する。
4)プロジェクトの大工程及び全体の終了時、又は必要に応じて適宜、プロジェクトの計画と実績を分析・評価し、プロジェクトのその後の運営に反映するとともに、ほかのプロジェクトの参考に資する。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式 (四肢択一)55問出題して55問解答
1)コンピューターシステムU
2)システム開発と運用V
3)セキュリティと標準化U
4)情報化と経営V
※T・U・Vは技術のレベルを表し、Vが最も高度でVはU・Tを、UはTを含みます。
・午後試験:記述式4問出題して3問解答。論述式(小論文)3問出題して1問解答。
1)プロジェクトの計画立案
2)プロジェクトの運営・管理
3)プロジェクトの評価
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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