テクニカルエンジニア(ネットワーク)は、情報システム基盤(業務システム共有のシステム資源)の構築・運用において中心的役割を果たすとともに、個別の情報システム開発プロジェクトにおいて、固有技術の専門家として開発・導入を支援する者。具体的には、ネットワークを固有技術とします。
ネットワークは情報システム基盤であり、個別のアプリケーションシステムの構成要素ともなります。また、マルチメディアへの展開も含め、ネットワークに要求される機能要件は急速に進展しています。目的に適合したネットワークを構築・維持するため、幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)ネットワーク管理者として、情報システム基盤であるネットワーク資源を管理する。
2)WAN/LAN に対する要求を分析し、効率性・信頼性・安全性を考慮した設計・構築・運用を行う。
3)個別システム開発の各工程(計画・分析・設計・運用・保守)において、ネットワーク関連の技術支援を行う。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式 (四肢択一)55問出題して55問解答
1)コンピュータシステムU
2)システム開発と運用U
3)ネットワーク技術V
4)セキュリティと標準化V
※T・U・Vは技術のレベルを表し、Vが最も高度でVはU・Tを、UはTを含みます。
・午後試験:記述式4問出題して3問解答。論述式(事例解析)2問出題して1問解答。
ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守など
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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