テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)は、情報システム基盤(業務システム共有のシステム資源)の構築・運用において中心的役割を果たすとともに、個別の情報システム開発プロジェクトにおいて、固有技術の専門家として開発・導入を支援する者をいいます。具体的には、マイクロプロセッサやシステムLSI などを組み込んだエンベデッドシステムについて、情報システムを構成する専門性をもった技術要素として固有技術に含むもの。
要求された性能、品質、信頼性などをソフトウェアとハードウェアの適切な組合せによってエンベデッドシステムとして実現するため、幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)要求された仕様を確保するために、製品に組み込むシステムに対するソフトウェア、マイクロプロセッサ、システムLSI などの技術的効果・経済的効果に関する評価を行う。
2)エンベデッドシステムを対象として、システム開発工程の立案、要求仕様書の作成、リアルタイム性の検討、及びハードウェアとソフトウェアのトレードオフを含めてシステムの設計を行う。
3)マイクロプロセッサ、システムLSI、リアルタイムOS などの仕様の作成を行う。
4)開発を遂行するうえでの開発環境の整備を行う。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式 (四肢択一)55問出題して55問解答
1)コンピュータシステムV
2)システム開発と運用U
3)ネットワーク技術U
4)セキュリティと標準化U
※T・U・Vは技術のレベルを表し、Vが最も高度でVはU・Tを、UはTを含みます。
・午後試験:記述式4問出題して3問解答。論述式(事例解析)2問出題して1問解答。
エンベデッドシステムの設計・構築など
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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