アプリケーションエンジニアは、情報システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクト計画に基づいて、業務要件分析からシステム設計、プログラム開発、テストまでの一連のプロセスを担当する者
をいいます。
情報システム開発の中核技術者として業務要件を分析し、システムとして実現するため、幅広い知識・経験・実践能力が要求されます。
主な役割と業務には次のものがあります。
1)利用者側の業務要件を分析し、要求仕様をまとめる。
2)要求仕様に基づいて、新規開発・パッケージ導入などのシステム実現方法、システム構成、システム移行・運用などについて検討し、システム設計を行う。
3)プログラム開発要員を指導して、プログラム開発を実施させる。
4)総合テストを計画し、実施する。また、システム移行及び運用テストを支援する。
5)個別のハードウェア技術、ソフトウェア技術、ネットワーク構成、データベース構成、システム運用などについては、必要に応じて専門家の支援を受ける。
●国家資格
●受験資格:どなたでも受験できますが、ある程度の実務経験は必要です。
●試験方法・内容
午前と午後に分けて筆記試験が行われます
・午前試験:多肢選択式 (四肢択一)55問出題して55問解答
1)コンピュータシステムU
2)システムの開発と運用V
3)セキュリティと標準化U
4)情報化と経営V
※T・U・Vは技術のレベルを表し、Vが最も高度でVはU・Tを、UはTを含みます。
・午後試験:記述式4問出題して3問解答。論述式(小論文)3問出題して1問解答。
1)システム分析・要求定義
2)システムの設計・開発(外部設計・内部設計・システム方式設計)
3)テスト
4)開発管理・開発環境
※システムアナリスト・プロジェクトマネージャー・アプリケーションエンジニア試験の合格者は、合格後1年以内にこれらの他の試験区分を受験する際には午前試験が免除されます。
●お問合せ:独立行政法人・情報処理推進機構
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