公認会計士は、法により財務書類の監査業務に携わることが認められている唯一の職種です。また、会社経営のコンサルティングや税務処理など高度な専門知識を必要とする資格であり、試験は司法試
験などと並ぶ難関です。平成18年から新試験制度の導入により、短答式と論文式から構成される試験になりました。
●国家資格
●年齢・学歴不問
●受験資格
制限はなく誰でも受験できます
●試験方法・内容
1)短答式試験:マークシート式
・財務会計論(簿記・財務諸表論 40問 180分)
財務会計の意義と機能、複式簿記の基本原理、固定資産、財務諸表、連結財務諸表、外貨換算 など
・管理会計論(20問 90分)
製品原価計算に関する領域(原価計算の基礎知識、標準原価計算など)会計情報等を利用した意思決定および業務管理に関する領域(管理会計の基礎知識、財務情報分析 など)
・監査論(20問 90分)
公認会計士監査の基礎概念、公認会計士法、商法監査制度 など
・企業法(20問 90分)
2)論文式試験:短答式試験の合格者のみ受験できます
・必須科目
会計学(財務会計論、管理会計論(大問5問 300分)
監査論(大問2問 120分)
企業法(大問2問 120分)
租税法(租税法総論、法人税法、所得税法、消費税法 大問2問120分)
・選択科目 以下の4科目より1科目選択(大問2問 120分)
経営学:経営管理、財務管理
経済学:ミクロ経済学、マクロ経済学
民法:民法総則、債権、親族、相続など
統計学:記述統計と確率、推測統計と相関・回帰分布
●お問合せ
公認会計士・監査審査会
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