労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタントは、厚生労働大臣の指定登録機関での登録を受け、事業場における労働安全又は労働衛生の水準の向上を図るため、事業者からの依頼により事業場の診断や、これに基づく指導を業として行う専門家として、労働安全・労働衛生に関する高い専門知識はもちろん、豊富な経験に裏付けられた高い指導力、安全衛生に対する強い熱意が求められます。
労働安全コンサルタントは、企業や事業所の求めに応じて、労働安産基準の向上を図るため、事業場の建物や施設の診断とそれに基づく指導をおこないます。豊富な経験と実際的判断力が要求されます。
労働衛生コンサルタントは、企業などの求めに応じて、作業環境の衛生面の診断・指導や労働者の健康管理を行います。技術進歩によって絶えず新しい環境問題が起こりうる産業界で、必要不可欠な役割を果たします。
●国家資格
●労働安全コンサルタント受験資格
1)大学理科系統の卒業者で、5年以上の安全実務経験者
2)短大または高専理科系統の卒業者で、7年以上の安全実務経験者 など
●試験方法・内容
・試験の区分
労働安全コンサルタント試験は、次の区分ごとに筆記試験及び口述試験によって行います。
1)機械 2)電気 3)化学 4)土木 5)建築のうち、いずれか一つを受験できます。
・筆記試験
1)産業安全一般(択一式)
2)産業安全関係法令(択一式)
3)試験区分に応じて機械安全、電気安全、化学安全、土木安全、建築安全から以下目を選択(記述式)
・口述試験
筆記試験の1)と3)の科目について実施
●労働衛生コンサルタント受験資格
1)大学理科系統の卒業者で、5年以上の衛生実務経験者
2)短大または高専理科系統の卒業者で、7年以上の衛生実務経験者
3)医師、一級建築士など1)2)と同等以上の能力を有すると認められる者 など
●試験方法・内容
・試験の区分
労働衛生コンサルタント試験は、次の区分ごとに筆記試験及び口述試験によって行います。
1)保健衛生 2)労働衛生工学のうち、いずれか一つを受験できます。
・筆記試験
1)労働衛生一般(択一式)
2)労働衛生関係法令(択一式)
3)健康管理、労働衛生工学のうち1科目選択(記述式)
●お問合せ:(財)安全衛生技術試験協会
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