行政書士は、官公署に提出する各種許認可・届出書類などを個人や企業に代わって作成するとともに、提出代理、相談業務を行います。
法改正・国際化などにより業務範囲は広がっています。短期間で取得しやすい行政書士資格を足がかりに、試験範囲が重なる司法書士やマンション管理士などの他の法律系資格への道が広がります。
●活躍の場所は?
業務範囲は広く、活躍の場は多様にあると言えます。
国際法務事務:外国人の帰化申請、在留許可申請
相続業務:遺言書や遺産分割協議書の作成など、今後拡大していくと予想される分野
建設業許可申請:数年ごとに更新しなければならない許可申請のため、安定した事務所経営が期待できる
風俗営業許可申請:入れ替わりの激しい業界であるのに加え、変更承認申請などがあるのがポイント
資格を取得すれば法律知識を持った人材として、総務・法務部門を中心に様々な企業で活躍できます。また独立・開業も可能です。
●国家資格
●年齢・学歴不問
●受験資格
特に制限はなく、誰でも受験できます
※ 公務員として通算20年以上行政事務を担当した方等は、試験を受けなくても行政書士になれる場合があります。
●試験方法・内容
次の課科目について択一式および記述式の筆記試験が行われます
1)行政書士の業務に関し必要な法令等46題:憲法・民法・行政法・行政法の一般的な法理論・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法・行政手続法・行政不服審査法・商法・基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については試験実施年4月1日現在施行されている法令に関して出題されます
2)行政書士の業務に関連する一般知識等14題(択一式):政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解
試験地:全国47都道府県
●問合せ:(財)行政書士試験研究センター
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