樹木医とは、地域で親しまれている巨木や古木の病害虫・土壌障害による傷みなど、樹木の診断及び治療、後継樹の保護育成並びに樹木保護に関する知識の普及及び指導を行う専門家です。
樹木医となるには、本財団が実施する樹木医資格審査に合格し、樹木医として登録されることが必要です。
修了試験に合格すると資格が認定され、登録者名簿が林野庁・日本緑化センター・都道府県の緑化担当部局などに備え付けられます。
●民間資格
●年齢・学歴不問
●受験資格
次のような職業において、樹木の保護・樹勢回復・治療に関する業務を7年以上経験した者で、研修受講者を選抜するための筆記試験および職務経歴証明書などによる業績審査に合格した者
1)大学・農林高校・専門学校・研究所の教職員・研究員
2)国・地方公共団体の農林・緑化関係職員
3)農林業・緑化関係の公益法人・会社等の役職員
4)造園業・植木生産業・農業・林業等の従事者 など
●講習・試験内容
◇研修
1)樹木の分類
2)樹木の生理
3)樹木・樹林の生態
4)樹木の構造と機能
5)樹木保護に関する制度
6)土壌の診断
7)病害の診断と防除
8)虫害の診断と防除
9)材質府腐朽病害の診断と対策
10)大気汚染害の診断と対策
11)気象害の診断と対策
12)後継樹林の育成と遺伝子保存
13)幹の外科技術と機器による診断
14)樹木の移植法
15)土壌改良と発根促進
16)総合診断
◇筆記試験:研修期間中に各科目ごとに実施
◇面接:樹木医としての適性など
●お問合せ:(財)日本緑化センター
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