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映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」が7月12日に公開される。「ゲ
ゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」は、丑三(うしみつ)時に「かごめ歌」
を聞いた若い女性が失踪するという事件が多発する町を舞台に、鬼
太郎たちと千年の時をへてよみがえった悪霊たちとの戦いを描く、
実写映画化第2弾。
前作で鬼太郎を演じたウエンツ瑛士をはじめ、大泉洋や田中麗奈な
ど豪華俳優陣が前作に続き魅力ある妖怪を演じる一方、敵役である
妖怪“夜叉(やしゃ)”を演じるのは、なんと韓国スター ソ・ジソブ。
夜叉のイメージイラスト
夜叉とは古代インド神話に登場する鬼神だが、水木しげるの原作漫
画「ゲゲゲの鬼太郎」では頭髪だけの体の化物として描かれ、宿主
となる人間の頭部に髪の毛としてとりつき、その人間を操ってほか
の人間の魂を食べるという妖怪。
そんなインパクト大な妖怪を演じるのが韓国テレビドラマ「ごめん、
愛してる」でブレイクしたイケメン俳優、ソ・ジソブ。
本作では、大妖怪ぬらりひょんの陰謀に協力するために客分として
招かれ、胡弓(こきゅう)型の仕込みギターという強力な武器を持
つアジア出身の凶悪な妖怪という設定。
イラストを見てわかるとおり、水木版夜叉と映画版夜叉はかなりか
け離れた姿ではあるが、冷酷な雰囲気がとても魅力的だ。
ソ・ジソブが本作に出演を決めたきっかけは夜叉のオリジナリティー
あふれるイラストと脚本で、今まで接したことのない妖怪の世界に
とても魅力を感じたとか・・。韓国では妖怪があまり身近な存在で
はないらしく、今回の出演を機に妖怪の世界について勉強したとい
う。体全体で演じたと語るソ・ジソブの夜叉はどんな活躍をみせて
くれるのか・・公開が楽しみですね。
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