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幾原邦彦といえば90年代に斬新な演出で話題を集めたアニメ「少女革命ウテナ」で知られているが、今回、両親のいない3人の兄妹が想像を絶する運命に巻き込まれる・・というオリジナル作品「輪(まわ)るピングドラム」で12年ぶりにアニメ手がける。
幾原邦彦が原案、シリーズ構成も担当し、キャラクター原案は、アニメ化もされたマンガ「おとめ妖怪ざくろ」の星野リリィさんが務める。「夏目友人帳」「デュラララ!!」などのブレインズ・ベースが制作する。
見どころは、多くのクリエーターに影響を与えた幾原氏の演出そのもので、奇想天外な展開、ユニークな世界観に期待は集まる。ホームページに書かれたキーワードの「生存戦略」、さらに「ペンギン」や「電車」などの絵文字は何を意味するのか。極限まで露出を抑えた異色のプロモーションも話題になっている。
子供たちだけで暮らす高倉家の兄妹。双子の兄・冠葉(かんば)と晶馬(しょうま)は、入院を繰り返す妹の陽毬(ひまり)と穏やかな日々を送っていた。ある日、陽毬にせがまれて来た水族館で、兄たちは妹とはぐれてしまうが・・・。
放送は、MBSで7日から木曜深夜2時10分〜、TBSで8日から金曜深夜2時25分〜ほか。
オープニングテーマ:「ノルニル」やくしまるえつこメトロオーケストラ
エンディングテーマ:「DEAR FUTURE」COALTAR OF THE DEEPERS
▽輪るピングドラム 12年ぶりウテナの幾原邦彦監督アニメ のキーワード
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