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映画「TAJOMARU」は、黒澤明の「羅生門」の原作となった芥川龍之介の短編「藪の中」に登場する盗賊・多襄丸を主人公に描く異色の時代劇。キャラクターを生かしつつも、原作にはないオリジナルのストーリーになっている。主演の多襄丸(タジョウマル)を「クローズ ZERO」シリーズの小栗旬、阿古をNHK大河ドラマ「風林火山」のヒロイン由布姫役に抜擢された柴本幸が演じている。主題歌 はB'zの「PRAY」。
裏切られても、傷ついても、自分の心に嘘はつかない。それが守るべきものならば、命を懸けてでも守り抜く。馬鹿がつくほど真っ直ぐで熱い男多襄丸。その下手くそな生き方が観る者の熱を呼び覚ます・・。小栗旬の渾身の演技がみどころ。クライマックスのシーン、その場面を演じていたという記憶がまったくなく、気がつけば撮影は終了し涙がとまらなかったという小栗。
<ストーリー>
文武に長け、兄を敬い、将来を約束された畠山家の次男・直光(小栗旬)には、阿古姫(柴本幸)という許嫁がいた。しかし、将軍・義政(萩原健一)の酔狂と、兄・信綱(池内博之)と家臣・桜丸(田中圭)の裏切りによって、二人の運命は急転し直光と阿古は畠山家を追われることに。
命からがら山中に逃げ込んだ二人は藪の中で大盗賊・多襄丸(松方弘樹)に襲われ、不意をつかれた直光は意識を失う。激しい痛みの中、意識を取り戻した直光が目にしたものは、多襄丸に犯された阿古の姿・・。なおも言い寄る多襄丸にあろうことか、阿古が発したのは、今ここで直光を殺してくれたら一緒についていくという言葉。阿古との愛に生きようと全てを棄てた直光はショックを受け、多襄丸の隙をついて逃げ出す阿古を呆然と見送る。そんな阿古を追おうとする多襄丸を直光は殺めてしまう。死にゆく多襄丸から直光は、多襄丸の名を継ぎお前の人生を自由に生きてみろと浪切の剣を託される。そして直光は新たに「多襄丸」として生きていくことを決意するのだった・・。
2009年9月12日公開
「TAJOMARU」公式サイトはこちらから
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