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映画「パイレーツ・ロック」は、「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督の最新作で、イギリスに実在した海賊ラジオ局をモデルに描く群像劇で、ロックと自由を愛する個性的なDJたちが活躍する映画。自分の信じた音をかけ続けるDJたちの純粋な思い、それを受け取るリスナーの思いがひしひしと伝わってくる作品となっている。
舞台は60年代のイギリス。ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズなどが生まれ、ブリティッシュ・ロックが絶頂期を迎えていたものの、英国政府は「ロック=諸悪の根源」とし、BBC(英国放送協会)でのポピュラー音楽の放送を1日45分以下と規制していた。これに対抗して、政府の法の及ばない海上からロックを気ままに24時間流し続けた海賊ラジオ局が、大衆からの熱い支持を受けていた。しかしその一方、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策しているのだった・・。
英国ロックヒストリーを語る上で、忘れてはならないのが海賊放送局だ。60年代、ビートルズやストーンズといった面々がチャートを独占していたが、彼らのレコードが国営ラジオでかかる時間はごくわずか。「レコードをかけると演奏家達の仕事が減る」との理由で、ビートルズでさえレコードではなく生演奏を余儀なくされた。そんな中、若者たちのニーズに応え最新のロックを流していたのが、英国の法律が適用されない海洋上からの「海賊ラジオ局」だ。ザ・キンクス、ストーンズ、ザ・フー、ヤードバーズらの名曲が全編を飾り、音楽好きにはたまらない。また、本作はコメディなのでコアなロックファン以外でも十分に楽しめる内容になっている。
2009年10月24日(土)公開
映画「パイレーツ・ロック」公式サイトはこちらから
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