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映画「ある公爵夫人の生涯」は、18世紀末の英国を舞台にした歴史ドラマ。故ダイアナ妃の直系の祖先にあたる実在の公爵夫人のスキャンダラスな生き様を、きらびやかな映像で語り明かす。
映画のキャッチコピーである“もう一人のダイアナ”の物語と聞けば、だれもが興味惹かれるはず・・その宣伝コピーに嘘はない。映画は故ダイアナの祖先に当たるデヴォンシャー公爵夫人の“スキャンダル”を描いている。
ジョージアナ・スペンサーはダイアナから数えて6代前、初代スペンサー伯爵の長女として生まれた。1757年のことである。
<ストーリー>
快活で聡明なジョージアナ・スペンサーは、17歳の若さで裕福な貴族デヴォンシャー公爵のもとに嫁いだ。しかし、公爵が彼女に望んだのは世継ぎの男子を産むことだけだった。冷淡な公爵は、愛人に生ませた娘の世話をジョージアナに押しつけた。ようやく妊娠したものの、生まれたのが女の子だと知ると不機嫌になった。
ジョージアナが寂しさを紛らわすために社交界で知り合った離婚歴のある貴族エリザベスと友情を育み、屋敷に招いて滞在させると、公爵は彼女に手をつけ、愛人にした。そして、あろうことか、3人の共同生活が始まった。
ジョージアナは夫と友人に裏切られた哀れな女のように思えるが、決してそうではない。社交界では華麗なファッションで注目を集め、男性に混じって賭け事を楽しみ、政治家たちと対等に渡り合った。リベラルな政治家チャールズ・グレイの応援演説を買って出て当選に導いた。社交界どころか社会をリードする女性だった。しかも、公爵に対抗するようにグレイと恋愛関係になり、子供まで宿した・・。そして、スキャンダルが広まると、グレイとの恋を諦め、公爵夫人としての“品格”を保つことを選んだ彼女の「人間」「女」としての強さには驚くしかない。
ちなみに、公爵と愛人エリザベスはジョージアナの死後、正式に結婚したそうで、やはり“もう一人のダイアナ”というコピーに頷くばかり・・。
2009年4月11日(土)公開
映画「ある公爵夫人の生涯」公式サイトはこちらから
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