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映画「チェンジリング」は、クリント・イーストウッドが監督に徹し、アンジェリーナ・ジョリー主演に据え、1928年にアメリカで起こった実話に基づいた、我が子を取り戻そうとする母親の闘いを描いたサスペンスドラマ。平凡な主婦が、子供の行方をつきとめたい一心で腐敗した警察権力に立ち向かい、真実を求めて闘い続ける姿を寡黙なタッチで描き出している。
<ストーリー>
舞台は1928年のロス。シングルマザーのクリスティンが職場から帰ると、9歳の息子ウォルターの姿がない。警察の捜索が始まり、ようやく5ヵ月後にイリノイ州でみつかったという知らせが届く。
クリスティンは喜び勇んで駅に向かうが、列車から降り立った“息子”は別人。クリスティンは何度も「息子ではない」と訴えるが、市警は報道陣に“母子”の記念写真を撮らせ、少年を無理矢理家に連れ帰らせる。
クリスティンは少年に「ママ」と呼ばれて混乱するが、ウォルターの身長を測って柱につけた傷と較べ、「7センチも低いから息子ではない」と確信する。警察は「5ヶ月の生活が息子の容貌を変えた」と反論し、警察が呼んだ医師は「ストレスで背が低くなった」と説明する。さらに、警察の腐敗摘発キャンペーンを行なっている牧師がクリスティンに協力を申し出ると、警察は「息子を別人だと言い、警察に騙されたと主張した」という理由で、彼女を精神病院に閉じ込める・・。
2009年2月20日公開
映画「チェンジリング」公式サイトはこちらから
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